RZ-X2充放電システム |
|
---|
特長 | |
---|---|
充放電システムを手軽に構築 | 出力条件に応じ自由に選択が可能 |
2台連結接続、単独接続が簡単に選択可能 | ズーム機能 |
電力回生技術 | 業界トップクラスの高効率と低ノイズを実現 |
電流応答速度10ms以下を実現し、シームレスな切り替えを提供 | 本体制御、モニタ用の外部インタフェースやLANポートをサポート |
過電圧・過電流・過温度の検出や漏電ブレーカ、ファン騒音低減機能を標準装備 | CAN/CAN FDインターフェース、非常停止用スイッチやシグナルタワーなどをオプションで提供 |
多チャンネルの電圧、温度を同時に計測でき、高精度なデータ収集が可能 |
充放電電源と計測ユニット(データロガー)を1ラックに集約し、更に充放電ソフトウェア(LinkAnyArts-CD)を提供
これにより、二次電池(バッテリ)などの充放電試験環境を簡単に構築することができます。
充放電試験を行うためのアプリケーションウェアでRZ-X2シリーズと高速多チャンネルデータロガー(DUシリーズ)や恒温槽を連携、計測タイミングを同期させ高精度、高品質なデータ収集を提供します。
また、二次電池の評価試験に必要な多彩な充電動作モードをサポートしています。
20kWの出力に対し、出力条件に応じて、直列・並列接続の構成を取り揃えております。また、データロガーの実装台数も1台もしくは2台で選択することができます。
注:本装置は単体ラック構成となりますので、複数台のラック連結はできません。
RZ-X2のマスタ機 前面タッチパネルの設定により、2台連結接続構成もしくは、単独(1台)接続構成を簡単に切り替えが可能です。接続構成の状態(TOTAL OUT ⇔ Ch1/Ch2 OUT)は前面のブレーカのそばにある前面モニタランプで確認ができます。
接続構成による出力仕様
接続構成 | 出力端子 | 直列接続タイプ | 並列接続タイプ |
---|---|---|---|
2台連結 | TOTAL OUT | 20kW 200V/±300A | 20kW 100V/±600A |
単独(1台) | 1ch OUT | 10kW 100V/±300A | |
2ch OUT | 10kW 100V/±300A |
2台連結接続時 最大電力20kW、単独(1台)時 最大電力10kWの範囲で出力電圧と出力電流を可変できます。
注:直列2台接続、並列2台接続は、同一機種で行うことはできません。
吸収した電力を電力系統で再利用し、電力使用量の抑制、放熱用設備のコスト削減により、カーボンニュートラルに貢献。また、回生電流歪率5%以下と系統に悪影響を与えません。
データロガーDUシリーズとRZ-X2が連携できるため、高速かつ同時に多チャンネルの電圧、温度が計測でき、高精度なデータ収集が行えます。更にDUシリーズに実装する電圧・温度ボードにあわせて、電圧・温度チャネル数を多彩に選択することができます。
充放電ソフトウェア(LinkAnyArts-CD)の設定により、恒温槽の温度や湿度をコントロールすることが可能です。
この機能により、供試体の使用環境下における電池の充放電特性を試験することが可能となります。
また、RZ-X2,恒温槽間の監視を行い異常検出時に試験を停止させる安全設計となっています。
×close
×close