2016年8月販売終了(後継機種はHX-S-G)
HXmk2シリーズは、高周波スイッチング方式の可変型大容量タイプの直流電源装置です。定電圧値可変設定/定電流値可変設定(CV/CC)可能な直流電源においてさらに小型で大容量しかも最高レベルの高効率とローノイズを実現しました。インテリジェント並列運転機能や通信機能を標準装備にしたほか、オプションにて内部抵抗可変や立上りモード選択、シーケンシャルON/OFF機能なども対応しました。
定電圧モードで動作しているとき、負荷電流による電圧降下を意図的に発生させることができます。
この機能により化学電池(放電時)の内部抵抗や太陽電池燃料電池のI-V特性を近似させることができます。
※直流的な動作に限ります。過渡的な現象の近似には適しません。
同電圧の異なる容量の機種でも専用フラットケーブル(別売の並列運転ケーブル)を接続するだけで接続台数(最大10台)を自動認識。並列運転ケーブルがPARA OUTのみ接続された電源がマスター機として動作します。このマスター機に並列運転ケーブルにてデイジーチェーン方式で接続された電源の並列情報が集約されるので、並列接続を意識せずあたかも一つの大容量電源としてワンコントロール(計測値、設定値、保護値等も合計された値で簡単コントロール)で制御できます。通常は個別に使用し、容量が必要になったときだけ、並列する場合に最適です。
並列台数を増加しても過渡回復特性(定電圧動作での負荷電流急変に対する電圧変動の回復特性)が劣化しない、新マスタースレーブ方式を採用。マスター、スレーブ間の制御遅れがなく、常に良好な過渡回復特性を維持します。
電圧・電流や保護レベル、設定・計測表示とも4桁デジタル、3組の電圧・電流・保護レベルを設定可能
RS-232C/RS-485を標準装備(最大31台接続)
※ VBA,VB・NETでの直流電源装置・電子負荷装置制御ソフトウェア開発者向け通信(RS-232C)サンプルソースはこちら
高速応答、大電力を必要とするインバータ、大容量DC/DCコンバータなどの電気パワートレインなどの評価用として、オプションの内部抵抗可変機能でエンジンスタータ、モーター評価の模擬電池として、また、最大80%以上をACラインに回生する電力回生型直流電子負荷RL-6000Lと組み合わせて高効率な大型二次電池の充電・放電や、力行・回生を伴う回生モータやインバータなどの評価システム用としても利用できます。
局舎電源、通信機器、ルータ、サーバー試験(DC-48V,DC400V)
バックアップ電源(DC110V)、開閉器試験、自然エネルギー(太陽光発電、風力等)の模擬電源、燃料電池も模擬電源として
冷却風の前面吸気を使用していますので、隙間を空けずに重ねて実装することが可能です。また、背面コントロール線もコネクタを介して接続しますので脱着が容易です。
リモートコントロール(RS-232C)により化成電流設定などが可能、電解コンデンサーの化成/再化成、電気二重層、電流、電圧の設定、各種ステータス出力、アラーム出力でシステム化が容易です。
0V、0Aから任意に設定できる高周波スイッチング方式の可変型直流安定化電源です。定電圧設定を希望する電圧に設定し、定電流値を希望する電流制限値して使用します。負荷電流が設定した電流制限値を超えなければ、定電圧動作(CV)し、負荷電流が電流制限値を越えると定電流モードへ移行し、負荷電流を電流制限値に固定します。
設定により、フロントパネルのON/OFFスイッチを使用せず電源投入されてから約2秒後に出力が立ち上がるようにできます。配電盤のブレーカや開閉器などや組込み装置内の主電源から一括通電により設定された値で出力可能です。
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