GP、GP/Rシリーズ |
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特長 | |
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1.高信頼・高品質で豊富な実績 | 2.高速応答・過渡応答が早い |
3.低ノイズ | 4.簡単操作 |
5.豊富なバリエーション | 6.RタイプにはOVP装備 |
7.オプションのGP-IBアダプタでPC等からも制御可能 |
関連アプリケーション |
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変圧器に入力電圧が加わった瞬間、非常に大きな突入電流が流れることがあります。この電流の大きさは、入力電圧のどの位相で電圧が印加されるか、また鉄芯の残留磁束がどの状態にあるかで変わります。通常で突入電流の流れるタイミングは
1.電圧波形に対して位相角ゼロで電源を投入したとき。
2.電圧波形に対して位相角ゼロで電源スイッチを切り、次の位相角ゼロで電源を再投入したとき。
以上の1、2のような際に最大電流が流れます。このときのピーク値は平常時の電流の数十倍にも達することがあります。このような突入電流に対して、何らかの対策を施していないと、ラインインピーダンスがある関係上、入力の電源電圧が瞬時低下し、同一のラインに接続されている他の機器への障害となることがあります。
GPシリーズには突入電流防止回路が内蔵されています。
GP、GP/Rシリーズ(但し小容量で突入電流の影響のないGP025-5、GP050-2は除く)には、中容量から大容量、すべての機種に突入電流防止回路が内蔵されており、瞬時でも大電流が流れる事がなく、他の機器への影響もありません。
※500V以上の出力可能な機種については定格以下ではありますが突入電流が流れます