DZ-Xシリーズ |
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特長 |
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業界トップクラスのノイズ抑制と高効率化を実現 |
省スペース化と大容量化を両立 |
周囲温度50℃でのフルパワー運転や2年間の製品保証と高い耐久性 |
直列3台、並列10台で20台をサポート、最大360kWを提供 |
異なる電力容量でも並列接続の増設ができ、高い柔軟性を実現 |
USBポート利用による電源単体の長時間パターン運転を提供 |
シンプルをコンセプトに安定化電源に求められている出力の高安定化に重要な過渡応答性の他、ノイズ抑制など業界トップクラスを実現しました。
本体の高さを従来機種(HX-S-G 12kW)と比べ約40%削減しました。また、出力電力も12kW→18kWと1.5倍の出力容量を実現しております。これにより、ラック実装時の省スペース化が図れ、かつ出力容量UPも実現できます。
周囲温度50℃でのフルパワー運転や2年間の製品保証など、高い耐久性を提供します。
操作をタッチパネルとダイヤルの2つに集約(出力ON/OFFボタンを除く)したことで、操作性、視認性を大きく向上しました。
過電圧・過電流・過温度の検出、その他アラーム検出やアラーム履歴、画面ロックの他、非常停止ボタンボックス(オプション)をサポートしています。
直並列接続により最大電力360kWまで出力が可能(DZ-X-18kーL 20台 構成時)
また、並列接続のみ同一電圧帯機種(DZ-X-6k-L/12k-L/18k-Lシリーズ)での混在接続可能
最大電力の範囲で出力電力を可変できます。これにより固定レンジ電源複数台カバーができます。
また、出力制限(リミット)機能により、出力電圧、出力電流、出力電力の制限ができます。
直並列ケーブル(別売)で接続することにより、直列/並列接続状態と台数を自動認識し、マスター機より複数のDZ-Xを一括してコントロールすることができます。
なお、同一電圧帯機種(DZ-X-6k-L/12k-L/18k-Lシリーズ)であれば混在可能です。
内部抵抗可変機能は、電池に近い出力特性を再現できます。
注意:直線的な動作に限ります。過渡的な現象の近似には適しません。
定電圧(CV)動作や定電流(CC)動作による上昇率、下降率を独立設定し変化させることができ、オーバーシュートなどのような急激な変化を抑制したり、徐々に可変させた場合の評価など、色々さまざまなシーンでご利用できます。
注:設定値はあくまでも本体内に設定が可能な値であり、電圧・電流の可変設定値が大きい場合や設定時間が短い場合、また、接続する負荷条件によっては、実際に期待する出力が得られない場合がございます。
本体内メモリによる単体のパターン運転(5行)の他、USBメモリ接続によるパターン運転(700万行)をサポートしました。これにより、PCなどの周辺機器不要で、長時間の評価試験(例:100msx700万行の場合 約194時間)などにご利用できます。
また、複数のUSBメモリにそれぞれ異なる試験データを準備し、USBメモリを差し替えることで、異なる試験を簡単に切り替えて行うことができます。
USBポートを利用したファームウェアのバージョンアップ(※)ができますので常に新しいファームウェアでご利用になれます。
※:ファームウェアのバージョンアップが発生した場合は、弊社WEBサイトにて公開予定
WEBサーバ機能を搭載しているため、ネットワーク上のPCなどのWEBブラウザから電源本体にアクセスできる環境であれば、どこからでも電源本体内にログインし、設定、出力制御、パターン運転制御、出力モニタ、稼働時間等の装置情報など、実行可能です。
SMTPをサポートしており、SMTPサーバとメールが受信できる環境であれば、モバイル、PCなどの端末で本体のアラーム通知(※)を受信でき、装置の異常状態を常に把握することができます。
※:主なアラームは、過電圧、過電流、過電力、過温度、直並列ケーブルの通信異常 他
装置稼働の累積時間を本体内に蓄積し、前面モニタで確認できます。これにより、機器の保守・点検時期や部品(FAN、コンデンサ、消耗品他)交換時期の目安をつけることができ、長期にわたって、電源を安全にお使いいただくことができます。
ファン騒音抑制機能などを標準装備
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