特長1 |
ズーム機能搭載 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
KX-Sシリーズは、スイッチング方式でゼロから可変できる定電圧/定電流直流電源です。ズーム方式〈※1〉の採用により、出力電力で |
4倍のエクステンドレシオ(拡張比)を実現できます。定電圧
または定電流のどちらのモードでも使用することができ、ゼロから |
フルスケールまで任意に設定することができます。フルデジタル制御により、正確で再現性に優れた設定が可能です。 |
|
*1:
ズーム方式とは、定電力形の出力範囲を持ち、電圧(電流)の低いところでは高い電流(電圧)を出力できるものです。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特長2 |
電源単独で簡単なシーケンス動作が可能 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
KX-S
シリーズのシーケンス動作機能は、メモリー機能の設定内容とOUTPUT OFF についてそれぞれ制御時間を設定し、 |
シーケンシャル(規則的,連続的)にKX-S
シリーズの出力を制御する自動制御機能です。 |
|
|
・
繰り返し回数:連続動作, 1 ~ 9999 回 |
・ 各メモリー動作時間:0
~ 999 時間, 0 ~ 59 分, 0.0 ~ 59.9 秒 |
・ OUTPUT OFF
時間:0 ~ 999 時間, 0 ~ 59 分, 0.0 ~ 59.9 秒 |
※シーケンス動作時間の精度は設定時間に対して約±
0.5% で、 |
最小分解能0.1
秒での設定が可能ですが、出力の立ち上り・立ち下り時間には |
プログラミング時間や負荷条件などが影響します。 |
【立ち上がり約70ms/立下りLタイプで250ms(全負荷時)~1.2秒(無負荷・軽負荷時)なのでおよそ約2秒以上から実用域となります。】 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特長3 |
RS-232C/RS-485通信機能標準搭載 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
RS-232C標準装備の為、パソコンやPLCなどのシリアル通信ポートから出力電圧・電流の設定・計測、アラーム、ステータスなどの |
読込ができます。さらにマルチ接続インターフェイス機能としてRS-232C⇔RS-485信号変換器を内蔵しているので、オプションの |
マルチ接続ケーブルを追加することによりRS-232Cポート1つで、KX-Sシリーズを最大31台までマルチ接続してコントロールできます。 |
RS-485用のターミネータ(終端抵抗)も背面の専用スイッチで簡単にON/OFFできます。オプションのKX専用コントロールソフトや |
NI社LabVIEW用ドライバー、VBA,VB.NETのサンプルソフトもご用意しています。 |
|
関連製品を見る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特長4 |
フルデジタル制御、4桁設定、4桁計測 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
出力コントロールは内蔵の高精度D/Aコンバーターで行うため出力電圧分解能は10mV、出力電流分解能は10mA(KX-S-100-L時) |
なので細かくコントロールできます。フロントパネル側も従来方式のアナログ式のボリュームなどを使用せず、デジタルコントロール |
に対応したロータリーエンコーダ式の設定ツマミで行うのでフロントパネル(ローカル)・RS-232C(リモート)切替時の不安定な挙動 |
もありません。フルデジタル制御でRS-232Cからでも安定した出力を行います。また計測表示も高精度A/Dコンバーターで計測する |
ので出力電圧モニターの確度は、0.5%と高精度です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
┃ゼロボルト・ゼロアンペアから可変可能 |
スイッチング方式の可変電源でありながら定電圧設定0V、定電流設定0Aから設定できます。設定ボリュームは、粗調・微調を2段階 |
切換えを行う方式で、フルデジタル制御方式で高分解D/Aコンバータにより電圧設定はKX-S-100-L時の例で設定分解能は10mVを実現! |
設定ツマミで0.01V単位から設定可能。従来のアナログ制御方式の多回転ポテンションメータより繊細に設定できます。 |
|
|
メモリ機能 |
3組の電圧、電流、保護レベルなどの組み合わせをABCの3個のボタンに割り付けて、 |
読み出し、書き込みができます。 |
製品の検査ラインなどで頻繁に設定を変更する場合などに便利です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特長5 |
リモートセンス機能(remote
sensing)を標準装備 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
定電圧動作時、出力端子から負荷端までの配線による電圧降下を補償する機能です。配線材のインピーダンスによる負荷端での |
直流電源特性を改善するために、または出力リップル・ノイズを低減させたいときにコンデンサー(C1:電解コンデンサー
100~1000μF、 |
C2:フイルムコンデンサー
1~10μF)を接続してください。また、負荷までの配線が長いときにも出力端子とリモートセンシング端子間に |
コンデンサー(C3,C4:電解コンデンサー 16V470μF)を接続してください。 |
|
|
例 負荷回路の定格電圧が3.3Vでその最低動作保証電圧3.0Vの場合、電源出力電圧を負荷の電源OFFかスタンバイモードや |
パワーマネージメントモードなどの消費電流の少ない時に3.3Vに調整すると、動作時に負荷端で動作電圧が下がり負荷回路の |
動作に支障が生じることがあります。これは電源と負荷とのわずかな配線材の電圧降下による影響のためです。 |
具体的な例として、使用電線0.5sq、片道1mの線材で接続された負荷で、スタンバイモード時の消費電流が0.1Aで |
最大動作時の消費電流は5.5A流れる負荷としますと、0.5sqの線材抵抗が約35mΩ/mである場合。 |
|
|
|
|
|
電圧降下の式は [線材総長(プラス側、-側で約2倍)×導体抵抗(メータあたり)×電流=降下電圧] |
|
となり、スタンバイモードでの電圧降下は7mVとわずかですが、最大動作時に0.385Vの電圧降下が発生し、電源側で3.3V |
供給しているのにも関わらず負荷側端子電圧は2.91Vになり、最低動作保証電圧より低く無視出来ない値となってしまいます。 |
このようなときにリモートセンス端子を使用すると配線による電圧降下だけでなく、消費電流変化による電圧変動分も補償できます。 |
|
|
この機能を使用することにより、負荷までの配線による電圧低下を補償して、ロードレギュレーションの悪化を防ぐことができます。 |
※リモートセンシング端子に接続するケーブルは電流がほとんど流れないため非常に細い線で大丈夫です。 |
ただし、使用中に断線や接触不良などでオープン状態になりますと、片道あたり0.5V電圧が上昇しますので半導体などの |
過電圧にシビアな物は許容電流的な太さではなく物理的強度で丈夫な太さの線材をご使用下さい。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特長6 |
組込み・ラックマウントオプションも豊富 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ラックマウント用ホルダーも充実、自然空冷式のKX-S-100タイプのファン無機種は |
|
半密閉状態のラックでは温度上昇により過温度アラームになる場合があるため |
ラックマウント側にFAN付きモデルもご用意しております。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特長7 |
接点でのON/OFF機能 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外付けのセンサーやスイッチ等からの微小信号用接点またはフォトカプラなどで |
|
フロントパネルのOUTPUT
ON/OFFスイッチやRS-232CからのON/OFFコマンドを |
送信しなくても背面の外部接点による出力のON/OFF端子により出力ON/OFFが可能です。 |
接点容量はわずか5V
2.5mA程度あれば制御可能です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特長8 |
保護機能 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
┃過電圧保護回路(OVP:Over
Voltage Protector) |
|
本機の回路故障、誤操作、定電流モードでの負荷オープンなどにより、過電圧が発生した場合に |
出力をOFF、スイッチングを停止し、負荷を保護します。OVPの動作電圧は、定格出力電圧の |
約5%~110%まで任意に設定することができます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
┃過電流保護回路(OCP:Over Current
Protector) |
負荷の短絡などで過電流が発生した場合に、出力をOFF、スイッチングを停止し、負荷を保護します。 |
OCPの動作電流は、定格出力電流の約10%から110%までの任意の電流値に設定することができます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
┃過電力保護回路 |
出力電力が定格電力を超え、且つ、内部損失電力が規定値を超えた場合、出力電圧、出力
電流を制限。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
┃過温度保護回路 |
ファンモータ停止などにより放熱部の温度が85℃を超えるとスイッチングを停止し、出力OFF、 |
アラーム表示します。突入防止抵抗に内蔵された温度ヒューズが135℃にて溶断。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
┃過大入力電流保護 |
ヒューズにより保護しています。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特長9 |
電流シンク機能の解除 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
この電源には電流を吸い込む(電流シンク)機能が内蔵されており、出力OFF時や高い電圧設定から急激に低い電圧設定などにした場合でも |
素早く内蔵されている大容量平滑用電解コンデンサーの電圧を下げることができます。検査ラインなどで次々に通電テストする場合など、 |
出力OFF操作(外部コントロール端子やデジタル通信によるリモートコントロール含む)で素早く電圧が下がりますので、出力OFF後 |
コネクタなどの接続端子を用いて素早く脱着してもアークの発生、スパーク、接点溶着や残電圧による突入電流(インラッシュ電流)の |
発生などのトラブルを低減でき作業の安全性を向上させます。また低負荷状態や無負荷状態でも安定した動作を可能としています。 |
出力電圧を降下させる時間を短縮する為に、この電流を吸い込む(電流シンク)機能があります。バッテリー充電や大容量電解コンデンサー |
や電気二重層コンデンサーなどで、出力OFF時にシンク機能を働かせたくない場合この機能をOFFすることができます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
❕ 注意 |
逆電流を安定化する機能ではありません。逆電流が最大吸込み電流を超え出力端子間電圧が定格電圧以上になるような負荷の場合 |
(回生モータや誘導負荷、回生インバータ、コンバータ等)は大容量ダミー抵抗や逆電流防止ダイオードなどを接続ください。 |
バッテリなどの負荷の場合、本器接続の際にスパークなどにより端子を破損したり内部平滑回路に突入電流が流れ内部回路を損傷する |
場合があります。またシンク機能によりバッテリー側の電流を消費する場合がありますので、それらの場合もダイオードなどで |
保護してください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他 |
使用環境にも配慮 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
┃KX-S-100-L /
KX-S-100-Hはファンレス仕様 |
|
|
|
|
|
|
KX-S-100-L /
KX-S-100-Hはファンレス仕様です。音の気になるところでも使えます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
┃入力電源側開閉でも出力ON/OFFできます。 |
|
|
|
|
|
|
設定により前面のOUTPUTスイッチの有効無効の設定ができますので、入力ACライン側からの通電・無通電により出力するように設定 |
できます。工場の配電盤やラック等の元ブレーカで他の機器と一括通電にするのにも対応していますので組み込み電源としても設備電源 |
としても利用できます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|