複数の電源機器を並列動作または直列動作にて出力電流あるいは出力電圧の倍増を行う時、1台の電源(マスタ)で他の電源(スレーブ)をコントロールする方法をマスター/スレーブ・コントロールという。定電圧設定や定電流設定などをマスター機に設定することによりスレーブにも反映する為、並列もしくは直列で連結した複数の機器があたかも1台の機器のように操作可能(対応機種でかつオプションの専用ケーブルもしくは、指定の結線が必要)
並列接続対応機種なら同一機種(例:ZX-S-1600LならZX-S-1600L同士で)で並列接続運転により出力電流を倍増できます。マスタースレーブによる(出力ラインの配線のほかマスタースレーブ専用配線により統括操作できるマスター機と、マスター機の操作に追従状態になり操作不要のスレーブ機の構成が可能になります)電流倍増が可能です。大容量電源の使用頻度が低い場合で普段は個別に使用し大電流が必要な時に必要な容量分集合して対応する場合に便利な機能です。
※対応機種でかつ、オプションの専用ケーブルもしくは、指定の結線が必要
直列接続対応機種なら同一機種(例:単体で35Vまで出力するGP035-20RならGP035-20R同士で70Vまで出力可能に)でかつ直列の総和が650Vを超えない構成において直列運転により出力電圧を倍増できます。マスタースレーブによる(出力ラインの配線のほかマスタースレーブ専用配線により統括操作できるマスター機と、マスター機の操作に追従状態になり操作不要のスレーブ機の構成が可能になります)電圧倍増が可能です。
※対応機種でかつ、オプションの専用ケーブルもしくは、指定の結線が必要