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KX FAQ

01:KXとパソコンの接続ケーブルは、どのようなものを使用しますか。
02:KXとパソコンの通信設定は
03:KXと通信しない(1:1接続)
04:KXと通信しない(複数接続)
05:シリアルケーブルは延長ケーブルを使用してよいのか
06:KX間通信ケーブルは、代用ケーブルを使用して良いのか
07:KXの最大接続(ブランチ)台数は>
08:複数アドレスに、連続的にコマンドを発行すると通信抜け(化け)が発生する。

01 KXとパソコンの接続ケーブルは、どのようなものを使用しますか。
 KX電源とシリアルポートを装備したパソコンを接続する場合、市販シリアル・インターリンクケーブル
または全結リバースケーブル(D-sub9pinメス←→D-sub9pinメス)を使用してください。
なお結線は、下記のようになっているか確認してください。
● KX電源と接続するには、以下に示す結線である必要があります。


※ クロスケーブルの中には、RTS、CTS線が未接続の場合もあるようです。RTS,CTS信号線はKXでは、通信を行う上で必要不可欠なものです。
※ D-Sub25Pin-D-Sub9Pinケーブルの場合も、RTS、CTS線が未接続の場合があるため、『D-Sub9Pinメス- D-Sub9Pinメスコネクタのクロスケーブル』を使用して下さい。

02 KXとパソコンの通信設定は
 通信に使用するターミナルソフト(HyperTermなど)のビットレート設定、パリティ設定がKX電源の内部設定と等しいかどうか、また、KX側のアドレスを正しく指定しているかどうか。
● KX電源の内部設定を変えていなければ、デフォルト設定は下記に示す通りです。

     アドレス 内部設定項目0  初期値 1 
ビットレート 9600bps 内部設定項目1  初期値 1(=9600bps) 
データビット 固定
パリティ none 内部設定項目2  初期値 0(=None)
ストップビット 固定
フロー制御 none 固定
通信方式 全二重方式
フロー制御 なし
同期方式 非同期ASYNC(Asynchronous)
デリミタ CR+LF
 
 ・背面TERMINATION SW は、1:1接続時は、ONにしておいてください。

ケーブルが上記結線のクロスケーブルであり、かつビットレートとパリティの設定が正しく行われていれば、KXアドレス指定コマンド『A』にて、『A1』(デフォルト設定の場合)を送信すると、REMOTE LEDが点灯し通信が確立します。(※PC側のCOMポートが正常に動作していることが前提です。)

※パソコン内蔵シリアル通信ポートが正しく動作しているか確認する方法は、
 ディスクトップ等でシリアルポートが2つついている場合com1←→com2間を
 インターリンクで接続しwindows9x,nt4(2000)付属のhyperTermを2つ起動し各ポートに
 ダイレクト設定して通信するか確認する。シリアルポート1つの場合2台のパソコンで
 動作確認できます。

03 KXと通信しない(1:1接続)
以下の点を確認してください。
パソコンのシリアルケーブルは、指定結線のインターリンクケーブルですか。
KX背面TERMINATION設定スイッチは、ON設定されていますか。
KXのアドレスは間違っていませんか。
PCと、各KXの通信設定は、同じに設定されていますか。
デリミタ(終端文字)CR+LF(0d h + 0a h)をコマンド文字列最後に付加していますか。

04 KXと通信しない(複数接続)
以下の点を確認してください。
パソコンのシリアルケーブルは、指定結線のインターリンクケーブルですか。
KX間接続ケーブルは、KXC-300で確実に接続されていますか。
KX間接続ケーブルでカスケード接続された両端末のKXの背面TERMINATION設定スイッチは、ONに、その間のKXはOFFにしてありますか。
背面TERMINATION設定スイッチが、ONに設定されKXにシリアルケーブルを接続してありますか。
各KXアドレス設定が重複していませんか。
PCと、各KXの通信設定は、同じに設定されていますか。
カスケード台数が31台を越えていませんか
デリミタ(終端文字)CR+LF(0d h + 0a h)をコマンド文字列最後に付加していますか。
 

 
 
05 シリアルケーブルは延長ケーブルを使用してよいのか
ケーブルの長さは、市販ケーブルメーカの物を使用してください。このシリアルケーブルは、RS232-Cと電気的に互換性があり
ケーブル長最大15mまで可能です。
06 KX間通信ケーブルは、代用ケーブルを使用して良いのか
オプションのKX用通信ケーブルKXC-300を使用してください。
他のケーブルを使用しますと、機器の故障や破損する可能性が有ります。
07 KXの最大接続(ブランチ)台数は
31台までです。
08 複数アドレスに、連続的にコマンドを発行すると通信抜け(化け)が発生する。
 リードバックコマンドを発行した場合、リードバック値を完全に受信し終わる
まで、次のコマンドを送信出来ません。


ハンドシェイクの注意点


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